差別不干渉の反応が世界に拡がる2020年12月04日 15:07

ナイキのCMがネット上で大きな話題となっている。今、その内容には触れないが、日経ビジネスのWebページに連載されている小田嶋隆のコラムがとても重要な指摘を行っている。
それは、ネット上に溢れかえる匿名日本人の“差別不干渉”の態度表明が、DeepLなどの翻訳ツールを通してそのまま世界に発信される状況にあるということだ。だから、「BBC、ロイター、ガーディアン、フランス24」など海外の大手通信会社によってネット上での大きな“反応”が報じられる。
留学生の日本語学習支援を始めて以来、海外から見られる日本という国の姿をそうした海外メディアを通して意識はしてきたが、自動翻訳によって直接的な一時反応まで彼ら留学生は知っているということを、これからは肝に銘じなければいけないようだ。もちろん、面と向かって尋ねるような“非日本人的”な態度を彼らは取らないかもしれないが…。
*小田嶋氏のコラムは有料記事だが、著者自身の「ギフト」によるシェアで明日9時までは無料で全文が読める。