つながりを伝える“コトバ”2019年12月04日 18:57

小さなサークルにいくつか関わっていると、あれこれと色々なところに手を出し足を突っ込む私の生活態度をやや“あきれぎみ”に見ている人はいるもので、さすがにこの一年の雑食ぶりは異常と言えなくもない。ただ、他人(ひと)には解らないことであっても、自分の中ではそれなりに繋がっている。一言で云えば、それは“伝える”ということで共通している。このFacebookで性懲りもなく書き散らすのは、それを確認するための作業と言えるかもしれない。
 きっかけはある。外国人留学生への日本語学習支援だ。映像で伝える仕事は辞めたけれど「コトバ」で伝えるボランティアを始めた。そのことが、“伝える”ことへの異常な関心を支えている。もちろん見聞したこと全てを語るわけもないし、尋ねられなければこちらから話すことも多くはない。ただ、“伝える”ということをどこかで意識していることが、外国人に相対する一人の日本人としての立ち位置を支えているように思う。そのせいなのか、卒業して日本で就職してからも「非留学生日本語学習会員」としてレッスンの継続を希望する留学生が続いている。だから、一期一会のようなつもりで過ごす時間のために、また一人でどこかへ出かけて行くのだろう。