月明かりの下…2021年12月25日 21:34

「天籟能」主催の『望恨歌』(多田富雄作・清水寬二演出)を観てきました。ちょっと一言で表せないほどに心が揺さぶられる能でした。コロナ禍で1年以上の延期を余儀なくされた関係者が様々な勉強会を重ね、炭鉱を訪ね、上演の充実を図ってこられた努力が結実した機会に立ち会えたと思います。
 私自身は、能の何たるかも未だに良くわかっていませんが、響いてくる“声”に魅入られる時間が波のように繰り返し過ぎていきました。なかでも、百済歌謡に発する伝統芸能に記された“月”の記憶を思い起こすように、雲間から出た満月の明かりに照らされる老婆の姿は目に焼き付きました。
 書きたいことは山ほどありますが、とりあえず今日はここまで。

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