珈琲で一休み2019年12月29日 19:13

年内決着(?)に向けて毎日Facebookメモを書く予定が、新聞記事に引っ張られて滞ってしまった。時間がないので珈琲ネタ。東西に幅広いインドネシアの中央に、21世紀最初の独立国として知られる東ティモールがある。おそらく、私が知っているかぎりでは、かなり早い段階で換金作物としての珈琲豆の生産をPWJ(ピースウィングジャパン)が支援し、フェアトレード商品の一つとして扱い始めたはずだ。その後、東京世田谷の堀口珈琲が中心になって活動しているLCF(リーディングコーヒーファミリー)などが技術協力するようになり、今や浅煎りのスペシャルティーコーヒーの代表的な産地にまでなった。
 地図で見るとインドネシアはオーストラリアよりも東西に長い。そのせいか、特徴が大きく異なる珈琲豆が採れる。深煎りで有名なマンデリンはスマトラ島だし、「トアルコ」の名前で知られるトラジャはスラウェシ島だ。その中で東ティモールの珈琲豆は、すっきりした酸味がある。一度試飲あれ。