初めての船旅32013年11月01日 18:38

 宿泊した船室は4人部屋、しかも中央通路を挟んで窓が無いキャビンですが、一番最初に乗船した関係で船首側の下段を使わせてもらうことができました。10日間の短期クルーズとはいえ、これは大きなアドバンテージです。荷物の出し入れ、ちょっとした休憩、洗濯物の干す時など、ことごとく階段を登らなければならない手間を省くことができましたから、初めての船旅をまずまず苦労なく過ごすことができたと思います。航海中、船室内は軽装で適温。やや乾燥ぎみでしたので、2回行った洗濯には向いていました。最後に船を降りる前日、お礼がわりに出雲の「塩金平糖」を同室者に配りました。^^;
 23時の消灯だけを最初に決めて、後はなるようになるだろうという大人の事情で始まった相部屋生活ですが、お互い関心も違うので、緩やかなコミュニケーションを保ちつつ、時々一緒に食事をする以外、出たり入ったりのすれ違いがほとんどでした。共通していたのは一つだけ、みんなリタイア組(入国カードの職業欄はretired)であることです。乗船客の多くが60歳前後以降の定年退職者と思われます。
 船内の食事は普通といえるのでしょうか。朝・昼はシティホテルのバイキング並み、夕食は洋食と日本食の軽いコースが多く、韓食はビビンバほかが一度出たぐらいです。ただし、キムチは無料で追加注文できました。バーや居酒屋もあるのですが、私は飲めませんし、食事を含め、比較する船旅の経験が無いので、どの程度のクラスのものなのかは全くわかりません。
 地上一般でのテレビ・新聞はもちろんありませんが、船上はインターネットも衛星回線ですから、かなり割高です。10日ぐらい無くても困らないほうですが、それが100日に延びたらどうかと考えてみると、知らないうちに生活の多方面でネットを使うことが多くなっているのに気付かされます。生活の一部として日常的な関わりを持ち続けているうちに、欠かせないものだと思わされるようにもなりました。週1回の休肝日ならぬ休網日(?)が果たしてできるだろうか。そんなことまで考え始めた旅でした。

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