武器生産に対抗する些少の難民支援2022年03月04日 21:58

66年生きてきた中で差し迫った危険を感じた事がほぼないのは、冒険心や意気地がない証拠ですが、コロナ禍をきっかけに半分引きこもりのような生活をしています。ロシアのウクライナ侵攻に反対するデモが世界各地で行われる中、この国で行われる“直接行動”は当事者につながる来日中の両国人が中心で、街頭へ立ったり呼号して車道を歩くということは“多く”の日本人が遠ざかって久しいもののようです。その代わりといっては語弊があるかもしれませんが、SNSなどインターネット上には膨大な書き込みが流れていて、わずか10人ほどしかフォローしないTwitterのホーム画面を見ているだけで圧倒される気分です。ただ、情報ソースとしては現地周辺を始めとしたフェイクも数多く発信されているとのことなので、ある程度信頼できる海外メディアを拾い読みすることが多くなりました(今回はBBCジャパンが中心)。
 一触即発の時局になると、相も変わらず、ここぞとばかりに火事場泥棒のような発言を振りまく人士が現れる世相も、耳目に入れる情報を極端に減らしている今は、なにか遠い所で演じられる三文芝居のように感じてしまいます。それでも、いくつか気になることは出てくるもので、現首相が「非核三原則」を守り難民を受け入れると発言したと聞いて、少なくとも前・元首相であったらどうなっただろうかと胸をなで下ろしたことは間違いありません。
 今回あらためて確認したことは、武器を作る会社(国や人間を含め)に反対の声が上がらないことと、原発はやめなければならないということです。市民を犠牲にする侵攻が早く終わることを祈った上で、難民を支援する国際的なボランティア組織に寄附をしようと考えています。