長短の響き2021年07月15日 12:23

先日購入した日めくりカレンダーに韓国の伝統楽器チャング(장구:杖鼓)が載っていた。Facebookを始める前、語学教室のSNSにチャング奏者ヨン・ミンチ氏の生演奏を聴いたと書いたことがある。もう9年近く前のことだ。その時は、経堂にあった茶房李白という名の古民家カフェの小さな空間で、即興を中心とした超絶技巧を堪能した。
 チャンダン(장단)と呼ばれる独特の拍子を刻み、農楽を始めとした韓国の伝統音楽に欠かせない楽器なので、その後も様々なところで生音を聴いているが、昨年、国立能楽堂の能舞台でも初めてその響きが披露された。本年末には、多田富雄の新作能『望恨歌』で聴けることになりそうだ。

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