カルトには悪夢だった民主党政権 ― 2022年08月11日 23:10
今になってとても頷けることの一つに、安倍晋三が繰り返し語っていた「悪夢のような民主党政権」という言葉があります。カルト団体が政権中枢に強い関係を持てなくなった時代は、それこそ「統一教会」にとって悪夢のような3年間だったのでしょう。
戦後、対米隷従を旗印にしてきた自民党が、その体制のまま、いたずらに戦前回帰のような態度を示し始めたのは、北朝鮮の独裁者とも関係を深める一方で「勝共連合」の名を使い続けた無節操な宗教団体と、“選挙”を通じた強いつながりの中で恫喝を軸にした“集金システム”という一致点があったからにすぎません。一方は霊感商法、一方は血税の中抜き還元です。
グローバリズムが進み国民国家が解体されてゆく時代にあって、民主主義は啓蒙から反知性へとその特徴を変え始めました。「自民党」という名が付きさえすれば何らかの“得”になるという“ポイント”思考で支持する人間が現れる道理です。高等教育への公的支出が減る一方で、あの愚劣な「道徳」教科化が進む先に未来は開けるのでしょうか。言われたことだけ素直に従う精神からは、“抵抗しない”という倫理的頽廃が生まれます。「五輪」も「国葬」も、「“マイナ”カード」も根は一緒です。
戦後、対米隷従を旗印にしてきた自民党が、その体制のまま、いたずらに戦前回帰のような態度を示し始めたのは、北朝鮮の独裁者とも関係を深める一方で「勝共連合」の名を使い続けた無節操な宗教団体と、“選挙”を通じた強いつながりの中で恫喝を軸にした“集金システム”という一致点があったからにすぎません。一方は霊感商法、一方は血税の中抜き還元です。
グローバリズムが進み国民国家が解体されてゆく時代にあって、民主主義は啓蒙から反知性へとその特徴を変え始めました。「自民党」という名が付きさえすれば何らかの“得”になるという“ポイント”思考で支持する人間が現れる道理です。高等教育への公的支出が減る一方で、あの愚劣な「道徳」教科化が進む先に未来は開けるのでしょうか。言われたことだけ素直に従う精神からは、“抵抗しない”という倫理的頽廃が生まれます。「五輪」も「国葬」も、「“マイナ”カード」も根は一緒です。
コメント
トラックバック
このエントリのトラックバックURL: http://amiyaki.asablo.jp/blog/2022/08/11/9551913/tb
※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。
コメントをどうぞ
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。