取材対象へ真摯に関わる記者 ― 2024年07月17日 16:03
フォロー11人の旧Twitterタイムラインでは、朝日新聞政治部記者の“ポスト”が波紋を呼んでいて、購読を解除する動きが拡がっているようです。
工業高校を卒業して就職するまでは、父親が購読していた産経新聞と週刊新潮が身近なメディアだったのですが、働き始めて少しだけ経済的な余裕が出てからは、私の判断で朝日新聞に代え、かれこれ40年ぐらいは購読を続けていました。新聞を読むのが好きだった母親に購読料を上乗せした生活資金を送っていたこともあります。その新聞の“変節”を感じて、東京新聞に代えたのが今から8年前。鷲田清一さんのコラムには少しだけ後ろ髪を引かれました。
現在、この新聞社にはほとんど関心も無いのですが、その著作を追い続けている一人の記者が所属しています。三浦英之氏。『南三陸日記』や『五色の虹 満州建国大学卒業生たちの戦後』以来、その確かな執筆姿勢に敬意を抱いてきました。文庫本オリジナルの『帰れない村』は「LINEジャーナリズム賞」を受賞した作品ですが、福島県浪江町津島の旧住民たちを訪ね、その聞き書きをわずかな時間でも読める分量の文章と写真で構成・連載した新しいスタイルの報道記事を一冊にまとめたものです。この文庫本を読みながら、私はなぜか橋口穣二さんの写真集を思い出していました。“対象への関わり方”という点で二人はとても似ているのかも知れません。
工業高校を卒業して就職するまでは、父親が購読していた産経新聞と週刊新潮が身近なメディアだったのですが、働き始めて少しだけ経済的な余裕が出てからは、私の判断で朝日新聞に代え、かれこれ40年ぐらいは購読を続けていました。新聞を読むのが好きだった母親に購読料を上乗せした生活資金を送っていたこともあります。その新聞の“変節”を感じて、東京新聞に代えたのが今から8年前。鷲田清一さんのコラムには少しだけ後ろ髪を引かれました。
現在、この新聞社にはほとんど関心も無いのですが、その著作を追い続けている一人の記者が所属しています。三浦英之氏。『南三陸日記』や『五色の虹 満州建国大学卒業生たちの戦後』以来、その確かな執筆姿勢に敬意を抱いてきました。文庫本オリジナルの『帰れない村』は「LINEジャーナリズム賞」を受賞した作品ですが、福島県浪江町津島の旧住民たちを訪ね、その聞き書きをわずかな時間でも読める分量の文章と写真で構成・連載した新しいスタイルの報道記事を一冊にまとめたものです。この文庫本を読みながら、私はなぜか橋口穣二さんの写真集を思い出していました。“対象への関わり方”という点で二人はとても似ているのかも知れません。