補修で直せる自然エネルギー2022年10月06日 23:28

急な気温の低下で思わず部屋着を長袖に変えました。昨年に比べれば少しは出歩くことも多かった今夏ですが、まさか10月まで30度近く気温が上がる日が続くことになるとは思いもよりませんでした。どうやら、秋の「気配」を感じることなく、いつのまにか紅葉などということになってしまうのでしょうか。
 そういえば、まだもっと暑かった最中のこと、いつも鞄の中に入れてある扇子がついに壊れました。おそらく間伐材とリサイクル和紙で作っているのでしょう。あまり耐久性は高くありませんが、頻繁に使うことも少ないので、同じモノがまだたくさん余っています。
 この扇子は、写真の通り親骨の裏側にある会社の“謝品”です。今はどうなっているのかわかりませんが、30年近く前にカミさんが“一株”だけの株主として出席した総会でもらってきたものです。扇面の地紙が破れたものを何度となく接着剤で補修しながら使うので、もう3本ぐらいは完全に開かず、この社名も隠れたままになっています。
 資源の再利用には同意するところですし、それをさらに人力で直して使い続けることも躊躇しませんが、それは一人の人間のわずかな歳月しか考えなくて十分だからです。次世代どころか、はるかな未来への負債を残したまま、解決できない難問にも集中せずに、またぞろ、“再稼働”だの“運転期間の延長”だのと言い募る為政者にはあきれるばかりです。
 それなりに長く生きてきて、まんじりともせず寝られない夜を過ごしたのはそう多くありません。あの爆発事故が起きた後の数日間はそうした夜でした。この国に日本語を学びに来た留学生に、一刻も早く帰国して、母国で学習を続けるように促す日が来ないことを願うばかりです。