オンラインでの“対面” ― 2021年01月04日 18:40
知人からの年賀状に、7時に家を出て夕方早くに帰っているという話があった。退職して此の方、今日ほど通勤電車に乗らないで済むという安堵を強く感じたことは無い。ニュースでもウィルス感染へ直面する不安への声が数多く伝えられている。元々人混みが嫌いで、務め仕事を辞めるまでの約2年間、ずっと7時前には職場へ着いていた。PCでこなすデスクワークなので今なら週の半分はテレワークだったろう。
随分と前に自分の仕事を“虚業”だと考えるようになってから、“対面”を基本とする仕事に携わっている人への敬意を持っている。だから、留学生や地域の外国人の日本語学習支援という対面のボランティアに関わるようになったことも、それは関係しているはずだ。同時に、人付き合いが苦手で、いや、だからこそ外国人との繋がりに充足感を感じるのかもしれない。
その対面作業がオンラインに代わりそうだ。暮れから担当の学習者とは相談済みで、既に日本語教室内の代表にも検討を依頼済みだったが、ここにきて、“公的”措置が発令されれば公共施設に再度の対応が求められるのは必至だろう。それはマニュアルに沿って粛々と進むはずだ。自主的に進めようとしたことに、ようやく政治が追いつく。そういう時代になっている。
随分と前に自分の仕事を“虚業”だと考えるようになってから、“対面”を基本とする仕事に携わっている人への敬意を持っている。だから、留学生や地域の外国人の日本語学習支援という対面のボランティアに関わるようになったことも、それは関係しているはずだ。同時に、人付き合いが苦手で、いや、だからこそ外国人との繋がりに充足感を感じるのかもしれない。
その対面作業がオンラインに代わりそうだ。暮れから担当の学習者とは相談済みで、既に日本語教室内の代表にも検討を依頼済みだったが、ここにきて、“公的”措置が発令されれば公共施設に再度の対応が求められるのは必至だろう。それはマニュアルに沿って粛々と進むはずだ。自主的に進めようとしたことに、ようやく政治が追いつく。そういう時代になっている。