タレスケの独り言

週末は「報道特集」を録画して観る。本日の特集は首相会見に遅れて出した「尾身提言」の舞台裏と、沖縄の遺骨を基地建設に使う不遜について。
　感染対策への現実的な対応が計れないまま実施に向けてひたすら馬車馬のごとく走らされる現場の混乱をよそに、既定路線のように進む「五輪」施策は、敗戦前の「国体護持」を思わせる「五輪護持」となっている。違うのは前者が狂信ならば、後者が拝金ゆえということ。そして、社会に向けて問題を直言する奇跡的なマスメディアがまだこの国に存在しているという希望だ。