国威に依らない祈り2020年05月22日 11:26

「祈る者はやがて歌います、踊ります。山に伏してカミに祈る修験者たちが、神楽を各地に伝え、物語を人々にもたらす者でもあったように。分断する力が働きだせば、ますます祈り、歌い、踊ります。“信不信を問わず、浄不浄を嫌わず”、癩者も共に踊り歩いた一遍と時宗の輩のように。断ち切られてもつながる、殺されてもつながる、凝り固まらないでつながる、祈りとともにつながる、そしてカビのようにはびこる。それは命が命として生き抜くための生活の様式であり、闘いの様式でもあったことを、いま私は激しく想起します」
 「命をつなぐ」ために、人は昔から国威に“依らず”、様々に祈り続けてきたことを思い起こします。

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