元旦の邂逅2018年01月01日 22:32


 新年あけましておめでとうございます。
 年明けから偶然に恵まれました。このところ初詣は大倉山公園の東屋のある広場から富士山を拝むというのが定番になっているのですが、あいにく西の方に雲がかかっていて、勾配の急な記念館坂の途中からでも望める富士山は頂上が見えません。それでも、とりあえず登っていって公園に入っていくと、東屋の左手にある木製ベンチに外国人が二人座っています。なにげに「こんにちは」と挨拶したところ、なんと「新年あけましておめでとうございます」と返事が返ってきました。こちらも慌てて新年の挨拶を返すと今度は「今年もよろしくお願いします」と聞こえます。「日本語がお上手ですね」と話したら、実は港北国際交流ラウンジで日本語を勉強しているインド人とその友達でした。大倉山公園の梅林の話から日本での仕事のことなど彼らと日本語でひとしきり話すことができました。
 今年の冬は寒いせいか、梅林の梅は「野梅」がわずかに1本だけ花を付けているだけですが、寒風の中で静かに語り合っているインド人の二人を見たら「梅一輪一輪ほどの暖かさ」を感じました。昨年さまざまな場所へでかけては聴講してきた日本語講座の資料を朝から整理していた関係で、出かけるのが昼下がりになってしまったのですが、そのおかげなのか、はからずも元旦から外国人との日本語会話にも花が咲きました。スマホには留学生からのLINEやメールの挨拶も届き、早々に日本語ボランティアの活動開始です。

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